子どもに正しい食事を、と思っていても子ども達は「この野菜は好きじゃない!」「お菓子が食べたい!」と思い通りには食べてくれないのが現状だと思います。
しかし、それが当たり前の子どもの感情です。
子どもには子どもの世界があり、友達と食べるお菓子の時間も彼らにとっては大切な時間です。
もっと小さい子だと食べたことのないものには不安があって食べられなかったり、興味が無かったりします。
いろんな制限をかけたり、強制をしてしまうとそれは本当の意味での子ども達の選択にはなりません。
大切なことは関わる大人が
- 学び続け、実践すること。
- 子ども達に伝え続けること
子どもは大人がすることに興味を持ちます。
大人が美味しそうに食べていると自分も食べてみようかなと思います。
それぞれの子供達によって必要なタイミングがある
例えば、スポーツをしている子ども達は何か困りごと(怪我やパフォーマンスをあげたいなど)が起きた時、どんな行動を起こすでしょう?
周りの大人が日頃から人のせいにしていれば、その子も人のせいにするでしょう。
食事に全く興味のない人であれば子どもが食事でもっと栄養のあるものを摂ろうとはならないはずです。
関わる大人が普段行っている優先順位が子ども達が困った時の助け舟となります。
また、栄養の話で言うと何も困っていない時に聞いた話と困った時に聞いた話では響き方が違いますよね?
わたしが関わっている子ども達はその子によって食事の実践をし始めるタイミングが違います。
もっと上手くなりたい!と本人が思ったタイミングだったり、熱中症になり、それを予防したいと思うタイミングだったり。
子ども達が本当にやってみようと感じたタイミングです。
ですから普段からそういう情報を子ども達に伝え続けることは非常に大切だと感じています。
大人こそ学び続ける
まとめると子ども達に良い食事をしてほしい時は大人が自分のために学び続け、実践してください。
ここがポイント!自分のために、それが結果的には周りの大切な人たちのためになります
そしてそれを子ども達にシェアしてください。
こんなに美味しくてこんなに健康になるんだよ〜と
きっと子ども達からやってみようかなと言ってくる日がやってきますよ。
はじめに、子供スポーツ栄養学をみなさんにシェアしたい想いを読んでいただけると幸いです。
この記事を書いた人
大阪体育大学出身
WJBLトヨタ紡織サンシャインラビッツ(2011−2018)
スポーツフードアドバイザー
オーガニック料理ソムリエ
FNSアカデミー修了資格