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家族構成の変化と子供の成長を考慮した家の設計

子供と手をつなぐ父親

何十年と住む間には、家族構成やライフスタイルの変化は当然のこと。

特に、子供部屋は子供の成長過程によって、役割が大きく変わります。

フレキシブルに対応できる設計を心がけたいところです。


子供の成長に応じた使い方を

  • 幼児期・児童期は、眠る場所というニュアンスが強い子供部屋。

    しかし、中学生や高校生となってくると、勉強をしたり、自分だけの時間を過ごす場所に。

    大学生や社会人では高い独立性が求められ、独立した後は不要になります。劇的に役割の変わる子供部屋は、固定的に考えず、柔軟に対応していけるスペースとして考えましょう。

    たとえば、子供が2人いる家庭なら、幼い頃は広いプレイルームにしておき、成長段階で2部屋に分けるようにプランニング。

    最初の設計から、窓と扉を2つ造っておきます。クローゼットに押入、照明器具やコンセント、スイッチも、位置に注意しながらそれぞれ設置しておきましょう。

    2部屋にするには、壁を造る方法と、タンスやクローゼットなど家具で間仕切る方法、可動型の間仕切を設ける方法などがあります。

    子供の独立後を考えれば、容易にひとつの空間に戻せるものがよいでしょう。

  • 子供部屋を用途に応じて間仕切りで区切る

高齢時にも対応できるように

自分たちの将来や、親の介護などを想定して、段差をなくしたり、手すりを設けておくことも大切。

可能であれば、車イスでもスムーズに通れるように廊下の幅を広くしたり、スイッチの位置を低めに設置しておくと、もしもの時に対応できます。

トイレは、高齢になった時、頻繁に行くことを考えて、動きやすい場所につくっておきたいもの。

客室用の和室は、将来、介護が必要になった時に使うこともできるので、その場合の給排水の設備、トイレなどを考慮しておくとよいでしょう。

和室の隣に広めの納戸をつくっておけば、将来、シャワー室にしたり、介護者の仮眠室にすることも可能です。

二世帯住宅

両親と息子(娘)一家の二世帯住宅というケースを考えてみましょう。

両親には上下の移動を出来るだけ少なくするために1階に部屋を設けるのがベターでしょう。家族全員を交えての一家団欒を考えると、 1 階に大きめのリビングが欲しいところです。畳のリビングにして、両親の部屋と続き間にしてしまうのもひとつの手です。

息子(娘)一家は上階に部屋を構え、2階なりのリビング(またはLDK)を設けるとそれぞれの家族の生活時間に合わせた団欒もできます。

キッチン・トイレは各階に分けて設けるべきですが、浴室に関しては家族会議を開くなど全員の意見を聞いて決めましょう。玄関をいくつにするかも同様です。

最後に

家造りをする際には家族構成や老後のことを少しでも考えられるようにしたいものです。

子供は何人欲しいのか?自分が歳を取った時に和室は要るのか?自分の親が将来同居する可能性はあるのか?などライフプランも盛り込んだ家造りを考えればその時になって困るということも軽減できるでしょう。


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